【我ら思う、故に我ら在り】仮面ライダーゴーストの主題歌が深い!
- 2016.03.08
- 音楽のこと

2015年~2016年のライダーシリーズは仮面ライダーゴースト。
息子と二人で完全にハマッているわけなんですが、その主題歌がメチャクチャいいんですよねー。
しかも、なにやら深い意味を含んでそうなタイトルと歌詞。
「翔やんの真意とは?」みたいなところを勝手に考察して楽しんでみたいと思います。
こんな曲です
曲名は「我ら思う、故に我ら在り」。
とりあえず公式のMVビデオをどうぞ。
こんな感じです。
ヒーロー物の主題歌らしく、王道のロックチューンになってます。
ストレートすぎて”氣志團っぽくない”とすら思います。
こういうのも書けるんですね。(←超失礼)
タイトルに注目
「我ら思う、故に我ら在り」。
なんか特攻服に書いてあるようなフレーズで氣志團らしい・・・で片付けられないのがこのタイトル。
元ネタはデカルトという哲学者の言葉、「我思う、故に我在り」なのかな?とは簡単に想像できます。
デカルトさんはフランスの哲学者で、デカルトさんのもっとも有名な命題がこの「我思う、故に我在り」。
その解釈が今でも議論されるほど有名な言葉です。(と、カッコつけて言ってるけど詳しい事はよくわからん。(笑))
”世の中の色んなことを疑うことはできるけど、それを考えている自分の存在だけは疑うことができない確実なもの”
っていう意味。だと思う。たぶん・・・。
これが、我”ら”思う、故に我”ら”在り、と複数形になっているんですね。
さらに考察!
調べてみると実は「我ら思う、故に我ら在り」と唱えた人は他にもいたみたいですね。
社会学者のクーリーさんという方だそうです。
あまり情報が無かったので詳しい事はわかりませんが、”鏡に映った自我”というものを提示していたみたい。
自分と他者という二つの関係によって生み出される反応、他者の振る舞いによって形成される自我。
デカルトさんは自分について、クーリーさんは他者から見た自分について、ということなんですね。
歌詞と照らし合わせてみると
歌詞には”君”や”仲間”って言葉がたくさん出てきます。
さらに”自分がこういう行動をするのは君がいるから”的な歌詞もある。
こう見るとクーリーさんの言いたいことと合致していることが多い気がしますね。
翔やんのオリジナルなのか、クーリーさんが提示していた思想を知っていたのかは不明ですが。
個人的には
「我ら思う、故に我ら在り」ってしっくりきます。
というか、”誰かのために自分がこう動く”ってことが多い気がしません?
家族とか、友達とか。
なーんて考えながら聴いてたらこの曲がもっと好きになってきた。(笑)
仮面ライダーゴースト テレビ主題歌 我ら思う、故に我ら在り(CD+DVD)
氣志團カッコいいなー。