家でギターを弾く時には【ライン】の方が気持ち良い
- 2015.11.30
- ギターのこと

遅咲きのギターライフを綴ろうとブログを始めたものの、未だまともに弾ける時間を作れてない・・・。
そこで「よし、まずはギターを弾く環境を整えよう!」と、思い立った次第であります。
実家に置き去りにしてあった機材を、マンションの小さなリビングに持ち込んで最初の一歩を踏み出しました。
色々考えた末・・・
基本的に、ギターアンプはそれなりのボリュームに上げないと気持ちいい音が出ません。
家庭用とはいえそれは同じ。
もうちょっと、もうちょっと・・・と気持ち良いポイントまでゲインやボリュームを上げていくと、なかなかの音量になってしまい、家族や近隣の皆様に怒られます。
高校生の頃ならまだしも、こんなオッサンになってまで皆に迷惑をかけるわけにはいかない!と思い、
こんなヤツとか買ってみようかな?とも思いましたが、不必要な出費を生むわけにもいかず却下。
(こういうミニギターアンプって実際はどうなのかな?使ったこと無いからわからない・・・。)
そこで、アンプシミュレーターを使ってラインで音を出すことに。
アンプシミュレーターを使う
今もっとも簡単で気持ち良く弾けるのは、アンプシミュレーターを使うことじゃないでしょうか。
ちなみにアンプシミュレーターとは、その名の通り実際にはギターアンプを鳴らしてないのに、ギターアンプを鳴らしているような音を作り出すことができる便利な機材です。
そもそも、なんでこんな機材が生まれたのかというと、ギターの音をレコーディングする時には、
- ギターアンプを用意する
- マイクを用意する
- スピーカーから出る音をマイクで拾う
- マイクで拾った音をミキサーに送る
- ミキサーから録音機器に送る
こんな感じの流れになりますので、当然環境の整ったスタジオで作業することになります。
しかし、アンプシミュレーターを使うことで、この1~3の行程をごっそり省き、いきなり4の行程にいけるわけです。
そのおかげで、自宅でのギター録音や、スタジオに入るまでもないデモ音源の作成が、とーっても楽になったんです。
しかも、楽になっただけでなく、音も良い。
高くて買えない(もしくは、お金があっても買えない)ヴィンテージアンプがいくつもモデリングされてたり、音を拾っているマイクの位置もシミュレートできるので、ホントにギターアンプを鳴らしているような音が作れます。
ということで、大きい音を出せない自宅練習でも気持ちよくギターを弾けるわけです。
接続開始!
アンプシミュレーターを持ってきました。
レコーディング機器に見えないですが、たまたまこの機種がそうなだけです。
LIVEって名前がついている通り、マルチエフェクターみたいな使い方ができるようデザインされてます。
もちろんアンプシミュレーターとしても使えます。
これ友達から貰いました。
新品をプレゼントしてくれました。
ありがとう、またこいつにお世話になるときが来たよ。
この機材で、使うギターアンプ、アンプの設定、エフェクターなどなどをぜーんぶ登録して、作った音をいきなりミキサーにぶち込みます。
ドーン!
おっと、ギター入力したチャンネルが写ってない・・・。
ホントはチャンネル1にギターが入ってます。
なんで右寄りに撮ったかというと、ステレオ入力されたチャンネルも見てもらいたかったからです。
一番右のチャンネルには、パソコンからの音声が入ってます。
これで何ができるかというと・・・、ギターの音と合わせて弾く曲のバランスを気持ちい感じに調整できるわけです!
便利じゃないですか、コレ?
これで準備OK!あとは弾くだけ・・・
さて、ギターを弾く環境は整ったぞ。
音も気持ち良い!
今後のために、こんなヤツらも連れてきた。
上がヘッドフォンアンプで下がオーディオインターフェイス。
ヘッドフォンアンプはアンプシミュレーターくれた友人が、同じく譲ってくれたもの。
あなたは神ですか?
ギターを弾き始めて慣れてきたら、オーディオインターフェイス(ギターの音をパソコンに取り込むための機材ね。)で録音とかもしてみようと連れて帰ってきました。
繰り返しですが、あとはギター弾く時間を作るだけ・・・。
まとめ
こんな感じでアンプシミュレーターを使うと、手軽に、しかもいい音でギターを弾くことができます。
アンプシミュレーターでもっともメジャーなのはLINE6というメーカーのPODシリーズ。
現在は、パソコンといっしょに使うオーディオインターフェース型など、さまざまなタイプがリリースされてます。
歴代の名器たちも中古市場に多く出回っているので、最初はそのような機種から試すものアリですね。
AmazonでもLINE6製品を特集したページが公開されてます。
興味のある方は一度のぞいてみてはいかがでしょうか。