ピグノーズのギターを徹底調査!現行~歴代機種と仕様まとめ!
- 2021.01.28
- ピグノーズ

ピグノーズのギターを中古ジャンク品で買ったのですが、以前にネットで見かけていたものと仕様が違うような…と思って、歴代のピグノーズギターでどのような仕様変更があったのか調べてみました。
意外と色んな種類がありましたし、小さい部分での変化…というか改良がされていると、初めて知りました。(笑)
ピグノーズといえば、あのギター1種類しかイメージできませんものね。。
ピグノーズギターの基本仕様
2021年1月現在、販売されているベーシックなモデルはPGG-200です。

基本スペックはこちら。
ボディ材 | アルダー |
ネック材 | メイプル |
ネック長さ | 24インチショートスケール/22フレット |
ネック形状 | ボルトオン |
指板材 | ローズウッド |
ピックアップ | シングルサイズミニハムバッカーx1 |
コントロール | ボリュームx1(スイッチ式プルでアンプON) |
ハードウェア | クローム |
ブリッジ | ブロックタイプ固定ブリッジ |
出力 | ラインアウトx1ヘッドフォンx1 |
スピーカー | 10cmフルレンジスピーカー |
電源 | 006P 9Vバッテリーx1 |
公式サイトによると、このPGG-200を基本モデルとし、フレイムトップ仕様のPGG-200FMと、マホガニー材+リップスティックPU仕様のPGG-200MHがラインナップされています。
現時点では新品購入できる機種は他にもありますが、現行品という位置づけはこの3機種みたいですね。

生産中止(廃番)&限定モデル
さて、ここからが本番です。
過去に販売されていた生産中止モデルや限定モデルをご紹介します。
型番が新しめの機種については、まだ新品で購入できるかもしれませんが、古いものは中古品で流通しているか、レアな機種については入手困難なものもあるはずです。
PGG-100

ピグノーズギターの始まり、PGG-100。
PGG-200との違いは、ボディ材とヘッド形状にあるようです。
PGG-100はバズウッドが使われていますが、前途のとおりPGG-200はアルダーです。
見た目として違う部分といえば、まずヘッドにテンションバーが装着されています。

弦のテンションを補うために、ショートスケールのギターにはよく見かけるパーツですが、現行品にはついていませんね。
これに頼らずともテンションを強くなるように改良されたのでしょうか。
地味なところでいえば、ヘッド裏の刻印もありません。

と、ここまで書いたところで、自分が中古ジャンク品で買ったピグノーズは、このPGG-100であることがわかりました。
ヘッドの仕様が同じです。(テンションバーは、前所有者が勝手につけたのかと思ってた。笑)
ちなみに、PGG-100にはホワイトのカラバリがありましたが、PGG-200にはありません。

このホワイト仕様が好きな方は、あえて中古でPGG-100を探すこともあるそうです。
確かにホワイトもカッコいいですね。
PGG-Custom

その名のとおり!といった感じですが、PGG-CustomはPGG-100の豪華絢爛仕様。
ボディトップがとても綺麗な木目のフィガードメイプルになってます。
バインディングも施されていますね。
当時の定価としても、PGG-100に比べて7,000円ほど高かったそうです。
見た感じでは、その他の変更点は無さそうです。
PGG-101

PGG-101は、指板がメイプルになってますね。
PGG-157

PGG-157は、ピックアップがシングルコイルになっているようです。

この時にはすでにヘッド裏の刻印があります。
PGG-100の時には思い切り「MADE IN KOREA」とシールが貼ってありましたが(汗)、何かいかにもアメリカで作ったような文言になってますね。。

違う画像を見ても、やはりシングルコイル。
シングルサイズハムからシングルコイルに変更された派生モデルと見て間違いないでしょう。
PGG-158
PGG-158は型番だけは確認できましたが、画像や使用詳細などの情報は見つかりませんでした。
1ケタ台の数字が変わってるだけなので、大きな仕様変更というよりは、部分的な違いがあったのでしょうか。
PGG-159

PGG-159は明らかなカスタム仕様ですね。
ブラック+ゴールドパーツ+バインディングという王道のブラックビューティー仕様になってます。
ピックアップも違うように見えますね。
EMGみたいな、つるんとした表面になってますが、詳細はわかりませんでした。

ココだけ見ると、完全にレスポール。(笑)
でもブロックインレイが、微妙に小さいのはなぜだ。。
PGG-Skelton

名前のとおり、スケルトンです。(笑)
ちなみに、付属していたギグバックもスケルトンです。

完全に水着入れてプールに持っていくやつですね。。
PGG-100T

こちらは、PGG-100にアームユニットを取り付けた機種です。
それに伴ってボディ裏の形状も変わっています。

これは珍しいですね。初めて見ました。
PGG-TWIN

これもスゴイ!
ダブルネック仕様のピグノーズです。
ピックアップを12弦側、6弦側、12弦側+6弦側の3パターンで切り替えられるうえ、同様に2つのスピーカーもセレクトすることができるそうです。
何だか本格的ですね。
見た目もゴージャスに見えるから不思議です。
ピグノーズ…ですよね。(笑)
PGG-200GP
型番からわかる通り、ここからは新しめの機種になります。
PGG-200をベースにカラフルなデザインペイントが施されています。
PGG-257
こちらはメイプル指板。
PGG-257Tというメイプル指板+アームユニット搭載モデルもあります。
PGG-259
ブラックカラー+ゴールドパーツのカスタム仕様。
PGG-Graphic
ゲインセレクター+トーンコントロール+カバードミニハムPU+バータイプブリッジという、かなりハイグレードな機種です。
PGG-300
ゲインセレクター+カバードミニハムPU。
(最後はテキトーになっちゃいました。笑)
まとめ
ピグノーズギターの情報はネット上でもなかなか見つからず苦労しました。(泣)
それでは最後に一覧表でまとめてみます。
PGG-100 | ピグノーズギターの初代 |
PGG-Custom | フィガードメイプル+バインディング |
PGG-101 | メイプル指板 |
PGG-157 | シングルコイルPU |
PGG-158 | 不明 |
PGG-159 | ブラックビューティー仕様 |
PGG-Skelton | ボディがスケルトン |
PGG-100T | 100のアーム付き |
PGG-TWIN | ダブルネック |
PGG-200 | 現在の基本モデル |
PGG-200FM | フレイムトップ仕様 |
PGG-200MH | マホガニー材+リップスティックPU |
PGG-200GP | カラフルなカラーリング |
PGG-257 | メイプル指板 |
PGG-257T | 257のアーム付き |
PGG-Graphic | 派手カラーリング+ミニハム+ゲインセレクター…etcのゴージャス仕様 |
PGG-300 | ゲインセレクター+ミニハム |
ヤバいな、珍しい機種を見つけたら思わずポチっとしちゃいそうで怖い。(笑)