結婚披露宴のスピーチや挨拶で失敗しないようにするコツ。やっぱり練習が大切?!

結婚披露宴のスピーチや挨拶で失敗しないようにするコツ。やっぱり練習が大切?!

結婚披露宴でスピーチするときのコツや練習方法をまとめてみました。

事前の練習について

結婚披露宴には、少なくとも2~30人、多い場合には100人を超える人数が集まります。
スピーチに慣れていない人は、あがってしまって、なかなか上手く喋れないものです。

日常的に話し上手と言われている人でも、結婚式の厳格な雰囲気の中、大勢の人を前にスピーチするとなると、考えていた事の半分も表現できず、とんだ失態を演ずることも少なくありません。

そんな失敗を防ぐためにはどのようにしたら良いのでしょうか?

それは、練習、練習、練習です。

前もって家族の前でスピーチしてみます。
その時に、スピーチ全体の流れを体で覚えながら、言葉に詰まってしまうような箇所をピックアップして、原稿を修正していきます。

この繰り返しです。

プレゼンの神様と呼ばれたアップルのスティーブ・ジョブズでさえ、忙しい合間を縫って相当な練習を重ねてから本番に臨んでいたそうです。

ジョブズでさえ練習していたのに、我々凡人がぶっつけ本番でスピーチして上手くいくはずがありません。

やはり練習あるのみ。

練習を重ねることで、自身がつき、本番であがることもなくなるのです。

声に出して読む

原稿が出来上がったら、実際に声に出して読んでみましょう。

その際に、引っかかるような言葉や言い回しをチェックしておき、必要ならば別の言い方に書き直します。

慣れてきたら、ビデオに撮ってみるのも効果的です。
話すスピードや間をチェックできるだけでなく、話すときの姿勢も確認できます。

丸暗記しようとしない

と、ここまで書いてきて恐縮ですが、人によっては暗記しようと思わないほうが上手くいくこともあります。
暗記しようとすると、一語一句間違えないようにと身構えてしまい、どこかで躓くと一気に内容が飛んでしまうことがあるからです。

喋りが達者な芸人さんが言っていました。
「なぜあなたは流暢に話すことができるのですか?」という問いに対して、「私でも書いてある事を読もうとすれば躓く。思っていることを話しているだけだから躓かない。」と。

そうなのかもしれません。
台本を一語一句間違えないようにするから躓くのです。

原稿を読むのはただの練習。
本番ではこの通りスピーチする必要はない、と思えば変に気負わず上手にスピーチできそうです。

当日原稿を読んでもいい

それでも心配な方は、当日も原稿を読んでしまいましょう。
気にする必用はありません。

万が一に備えてポケットに忍ばせるのもいいでしょう。
緊張で内容が飛んでしまっても、途中から原稿を読めばいいんです。

原稿を読んだら格好悪いということは全くないのですから。
堂々としていることが一番大切です。

立ち振る舞いも確認する

スピーチだけでなくその前後の立ち振る舞いも確認しておきましょう。

マイクの使い方

スタンドマイクの場合には、マイクが顎の位置に来るよう調整します。

背筋はしっかりと伸ばして両足は肩幅に、会場の奥を見るように顔を上げて話すと堂々として見えます。

ハンドマイクは効き手で持ち、反対の手は体に沿わせて下ろします。
マイクと口は拳一個分ほど話すのが適当です。

また、マイクは全方位の音を効率よく拾えるわけではありません。
マイクの向きは、一直線に口元へ向かうよう注意してください。

立ち振る舞い

スピーチする人は名前を呼ばれた時から、着席するまで皆に注目されています。

  1. 名前を呼ばれたらその場に立ち、浅く会釈
  2. スピーチを始める前に30度程に傾いて会釈
  3. スピーチが終わったらさらに深く会釈

このような動作にも気を配りましょう。

心構え

落ち着いてスピーチできるよう、メンタル面のコントロールも大切です。

全体の流れをつかむ

スピーチは即興で気の利いた話をする必要はありません。
トークのプロならばいざ知らず、我々一般人にはそのようなことは出来なくて当然です。

基本的な構成を覚えてしまえば、スムーズに話すことができます。

  1. 列席者へのお礼、またはお祝いの言葉
  2. 自己紹介
  3. 現在の心情やエピソード
  4. 今後の支援のお願いと結びの言葉

簡単に考えればこのような構成になります。

1、2、4は定形に近い形になりますので、3の部分でオリジナリティを出せば全体を通しても良いスピーチになることでしょう。

3に関しても色々な話題を詰め込む必要はありません。
何か1つ話したいエピソードを決めておけば十分です。

綺麗な言葉を並べるだけや、ひとから聞いた話しではなく、ご自身が実際に体験したエピソードならば深みもより一層増すでしょう。

どうですか?
それほど難しいことではないような気がしませんか。

感情はそのまま出す

嬉しい気持ちは隠す必要はありません。
嬉し泣きで言葉が出なくなってもいいのではないでしょうか?

聞き手にとっては、むしろ感動的な場面です。

ただし、マイナスな感情。
例えばさみしさや切なさを前面に出した感傷的なスピーチは考えものです。

列席者にとっても聞き苦しいものとなってしまうので注意しましょう。

コンパクトにまとめる

あまりに長いスピーチは、聞き手も退屈ですし、式の進行を妨げることにもなります。

長くとも5分、理想は3分ほどです。

原稿の量としては、原稿用紙2枚前後となります。
事前に原稿を用意して時間を計ってみるのもよいかもしれません。

心配りを忘れない

身内ではなく、相手に関する話しをするときは失礼にならないよう言葉を選びます。
誉めるならば具体的なエピソードを交えたほうが説得力も増します。

また、身内の自慢話ばかりになるのも要注意。
自分の身内を褒めるのならば、相手を立てることもお忘れなく。

話しているときの目線

司会者から指名されたら、慌てて立ち上がらず、ナプキンをゆっくりたたみテーブルに置いてからひと呼吸して子持ちを整えます。

それから椅子を静かに下げて、ゆっくりと立ち上がりマイクに向かいます。
全ての動作において慌てる必要はありません。

さぁ、ここからが本番です。

視線は、まず最初に新郎新婦に向けるとよいでしょう。
二人は次から次へとふりかかるスピーチに耐えているため、スピーチしている人を直視できる余裕はありません。

目が合わないので緊張感が増すこともないでしょう。

その後、心が落ち着いて余裕が出てきたら、視界の範囲内で自分と親しい人を見つけます。
そこで、相手からほほ笑みかけられたら、さらに勇気をもらえることでしょう。

好意をもって聞いてくれている、その人に向かって話しかけるように、スピーチを続けていきます。

さらに、スピーチが進んだところで、あたりを見回してみるとよいでしょう。
一区切りつきそうなところで、列席者の反応をうかがうのです。

熱心に聞いてくれているようでしたら、さらに声のトーンを上げて、スピーチを続けます。
もしも、退屈して話が終わるのを待っているようでしたら、後にスピーチの山場が控えていない限り、サッと切り上げてしまうのもよいでしょう。

明るく楽しく

スピーチする上での、ちょっとした注意点です。

明るく

結婚披露宴は、なんといってもめでたい宴席なのですから、それを表すような明るいスピーチをすることが大切です。
ときには涙を流すような美談も出ますが、あくまで結婚式にふさわしいものであるべきです。

会場の祝福ムードにあったスピーチを心がけましょう。

楽しく

結婚披露宴のスピーチは(結婚披露宴に限らずスピーチとは)、ユーモアを交えることが原則です。

紋切型のスピーチは、列席者も退屈してしまうもの。
聞き手が下を向いていたり、隣の人とヒソヒソと話をしているようなら退屈しているサイン。

このような状況にならない、おめでたい式の雰囲気をさらに楽しく沸き立たせるようなスピーチができれば最高ですね。

短く

長いスピーチ、これは一番嫌われるスピーチといっても過言ではないでしょう。

「長いスピーチは社会的犯罪である」
こんな事を言っていた人もいる位、苦痛を感じるもの。

”3分間スピーチ”という訓練がありますが、その程度の時間がちょうどいいのではないでしょうか。
媒酌人など重要な役割を持っていない場合、挨拶する人数が多い場合などは、2分程でまとめ上げたショートスピーチでもよいでしょう。