今ならどっち買う?ドラム式洗濯機と縦型洗濯機
- 2017.05.04
- 音楽と関係ないこと

洗濯機を買い替え・・・。
これってなかなか大きな出来事ですよね。
今なら流行りのドラム式洗濯機を買うべきか?
それとも、ちょっと割安で使い慣れた縦型洗濯機がいいか?
こんなところで悩む方も多いことでしょう。
そこで、こちらではドラム式洗濯機と縦型洗濯機の特徴について詳しくご紹介してみたいと思います。
それぞれの特徴をテーマ別に見てみる
それではドラム式と縦型の特徴をテーマ別に見てみましょう。
洗浄力
洗浄力は使う洗剤や洗濯物量によっても変わりますが、ここでは洗濯機の力(機械力)について見てみましょう。
それぞれの洗濯機でこのような特徴があります。
- ドラム式洗濯機→上から下に落とす叩き洗い
- 縦型洗濯機→強い水流で洗う揉み&擦り洗い
このように一口に洗濯機と言ってもその仕組みが違うんですね。
ここだけを切り取って考えると、たっぷりの水と強い水流で洗う縦型洗濯機の方が洗浄力が高いといえます。
対してドラム式洗濯機は、水量を少なくするような省エネ&エコ志向が強い傾向が見られます。
■洗浄力重視なら縦型洗濯機がおススメ
洗った後の状態
先ほど”洗浄力は強い水流で洗う縦型が有利”とお話ししましたが、その反面洗った後の洗濯ジワがつきやすい傾向があります。
特に薄手の生地を使ったお洋服などでは、負荷が大きすぎるかもしれません。
その点から言うと、ドラム式洗濯機の方が、洗濯物に対する負荷は小さいといえるでしょう。
■洗い上がりの風合い重視ならドラム式洗濯機がおススメ
使い勝手
家庭用洗濯機のサイズから考えると、洗濯物を出し入れしやすいのは縦型洗濯機でしょう。
ドラム式ではかがまなければ取り出すことはできません。
さらにドラム式で注意しなければならないのは、取り出し口が低い位置にあるが故の事故への対応でしょう。
チャイルドロックなどの対応がされていますが、ユーザー側でも特に気をつけておかなければなりません。
■使い勝手重視なら縦型洗濯機がおススメ
お手入れ
日頃のお手入れは縦型洗濯機の方がやりやすいといわれています。
ドラム式では構造上一般ユーザーがお手入れできる範囲は限られているうえ、乾燥機能など洗濯以外の装置も搭載されています。
普通の洗濯機なら、給水される→ドラムが回る→排水される→脱水する、と比較的単純な流れですが、ここに乾燥機能が加わるのですからその複雑さは想像に難しくありません。
乾燥機のフィルターを掃除するという今までに無かったお手入れも増えてしまいます。
■お手入れの簡単さなら縦型洗濯機がおススメ
光熱費
電気代や水道代など購入後でも定期的に負担しなければならない費用としては、ドラム式洗濯機が有利。
節水仕様の機種が多く、縦型に比べて水道代が大きく軽減できるといわれています。
電気代(乾燥機能除く)でも若干ドラム式の方が安いそうですよ。
※この辺りはメーカーさんの仕様書をよくご覧になってください。
■光熱費を考えるならドラム式洗濯機がおススメ
乾燥機能
最後は乾燥機能。
これは圧倒的にドラム式洗濯機の方が優秀です。
ドラムが回りながら温風が入り込むことで洗濯物が宙を舞うように乾かされ、ふっくらと風合いよく仕上げることができます。
対して縦型の場合はその構造上完全乾燥には向かず、あくまで補助的な機能としてしか使えません。
■乾燥機能を使いたいならドラム式がおススメ
まとめ
このように同じ洗濯機ですが、それぞれに特徴があります。
なんとなくで選んでしまうのは危険ということがお分かりいただけたかと思います。
もっとも単純な選び方としては・・・
- 洗浄力重視なら縦型
- 乾燥機能を使いたいならドラム式
このようなところがポイントになります。
ただ、最新の洗濯機は温水洗浄機能など様々な機能が追加されていますので、そのような便利機能も検討材料に加えながら選んでみてはいかがでしょうか。