【初心者向け】ギターを弾くときのピックの持ち方
- 2017.03.27
- 弾いてみる!

僕的にギターをはじめたころ一番気になったのは”ピックの持ち方”でした。
どんな持ち方を試しても、何となくしっくりこないんですよね。。
まー、結論からいうと慣れるしかないんですが。(笑)
こちらでは、同じように苦悩している方のために、ピックの持ち方の基本をご紹介していきます。
基本の持ち方
まずは、いわゆる基本といわれるピックの持ち方をご紹介してみたいと思います。
1.人差し指の横に乗せる
最初にして、もっとも大切な部分がこちら。
人差し指の横にピックを乗せます。
予備知識がないと指先でつまむような感覚になるかもしれませんが、そうではありません。
2.親指の腹を重ねる
人差し指の横の乗せたピックの上に親指の腹を重ねます。
これが基本形です。
人差し指の横と親指の腹で挟むんですね。
この持ち方が安定してきてピックを当てる角度が上手になってくると、ピックがずれたり落としたりするようなことも少なくなります。
(僕はライブ中になると興奮して良く落としてしまうのでまだまだ修行中です。。)
特殊な持ち方
こちらはあくまで基本形の持ち方です。
要は弾きやすければいいので、ちょっと変わった持ち方をする人も少なくありません。
ただ、最初にクセづいたフォームを元に戻すのは大変なので、最初のうちは基本形にこだわった方が個人的にはいいと思います。
イチロー選手の振り子打法や(古いかな?)、野茂選手のトルネード投法(だから古いって!)を形だけ真似しても上手くいくはずがありませんからね。
指でつまむ
先ほどNGとされていた指でつまむフォームで弾く人もいます。
どうなんでしょう。
弾きにくくないんでしょうか・・・。(苦笑)
中指と親指ではさむ
こちらは人差し指ではなく中指と親指ではさむフォーム。
なんかデキル人っぽいですね。
僕の友人でタバコを薬指と小指で挟んで吸っているヤツがいました。
それに似てます。。(まったく関係ないですが。)
速弾きしたいときは?
速弾きなどの細かい動きや、ピッキングハーモニクスを出したりするテクニカルな奏法にはこのような持ち方が適している(やりやすい)といわれています。
深く握りこんでピックの先端を少しだけ出すフォームです。
中には先端が出るか出ないかくらいまで極端に深く握りこむ人もいます。
テクニカルなプレイを好む人は、総じて握りこみが深い人が多いのではないでしょうか。
逆にストロークがメインの場合には、先端を多めに出すとアタック感が強調されるといわれています。
この辺りの微妙な調整は、自分の弾きたい楽曲に合わせて色々と試してみるのがいいと思いますよ。
最後に
慣れてくれば意識しなくてもスッと持てるようになります。
箸と一緒です。
ただ最初から癖のあるフォームにしてしまうと、後で直すのは大変ですし(コレも箸と一緒)上達の妨げになるかもしれません。
あくまで基本形からはじめて、徐々に調整していくのがよいのではないでしょうか。