【初心者向け】おススメのギターシールド(ケーブル)と選び方
- 2017.03.18
- 必要なもの

ギターシールドによって出音は大きく変化するといわれています。
(僕は聞き分けることはできないと思いますが・・・。)
なにより、品質のいいシールドは断線しにくく、丈夫で長持ちするメリットがあります。
有名どころのシールドブランドをまとめてみましたので、最初の1本を選ぶ参考にしてみてください。
この2ブランドさえおさえておけばOK?!
- 信頼の品質
- 手ごろな価格
このような「これさえ使っておけば間違いない!」というブランドがあります。
それがこの2つ。
CANARE(カナレ)
CANARE PROFESSIONAL CABLE 3m クロ G03
ケーブル全般を取り扱うカナレ電気さんによるギターシールド。
そうなんです、日本の会社さんです。
音楽関係ではギターシールドのみならず、スタジオや音響機器のケーブルまで幅広く信頼を得ている、まさに日本のトップブランド。
「とにかくこれ買っとけ!」といっても間違いない、安心のシールドです。
価格の目安:2000円台(3m)
BELDEN(ベルデン)
日本がカナレならアメリカはベルデン!といってもいいくらい有名で信頼のあるブランドです。
まさに世界的な定番といってもよいでしょう。
価格の目安:2000円台後半(3m)
その他の有名シールドブランド
初心者さん向けということで、カナレとベルデンを紹介した時点で終わりにしてもいいのですが・・・(笑)
その他の有名ブランドもご紹介しておきます。
上をみればそれこそ数万円なんてシールドもザラにありますので、あくまで一般的感覚で買えるであろう価格帯のものに絞っています。
CAJ(カスタムオーディオジャパン)
CAJ カスタムオーディオジャパン ギターケーブル IL-5M
シールドだけでなく、スイッチャーやセレクター、パワーサプライなどラックorペダルボード周辺をトータルでサポートしているブランドです。
”ジャパン”とか書いてあると妙に安心してしまうのは何故なんでしょう・・・。(笑)
価格の目安:4000円台(3m)
EX-Pro
Ex-pro イーエクス・プロ FL楽器用シールドケーブル FL-3SS ストレート×ストレート 3m
こちらも日本のブランドです。
EX-proはいくつかのシリーズを持っていますが、このFLシリーズがもっとも定番。
フラットな音質に定評があり、変なクセがつかずクリーントーンが綺麗に出るといわれています。
価格の目安:4000円台(3m)
Monster Cable(モンスターケーブル)
Monster Cable M ROCK2-12A Monster Rock2 Series ギター用ケーブル/ プラグ S-L /ケーブル長:約3.6m
”ワンランク上のシールド”といったとき真っ先に思い浮かぶのがモンスターケーブルではないでしょうか。
僕も愛用していますが、もう10年以上使えてます。
練習スタジオ、ライブ、自宅で使いまくってますが、まったく断線したりしません。
そう考えると、多少価格が高くても結局はお得なのか?とも思います。
ただ音にクセがあるシールドともいわれていますので、わかる方にとっては好みが分かれるかもしれませんね。
価格の目安:6000円台(約3.66m)
知っておきたいこと
ここからはシールドのことについて、初心者さんに知っておいてもらいたいポイントを僕なりにご紹介させてもらいます。
参考にしてみてください。
安いケーブルじゃダメなの?
例えば数百円クラスや初心者セットについてきたオマケのシールドなんかでも当然音は出ます。
でも決して品質は良いとはいえず、見るからに細ーくて頼りない感じがしませんか?
そのようなシールドは・・・
- 断線しやすい
- ノイズが乗りやすい
など、あまりいいことはありません。
もちろん、使うな!というわけではありませんが、メインとして先ほどご紹介したようなカナレやベルデンを持っておいた方が安心です。
長さはどれくらいがいいの?
一般的には3mくらいが基本で取り回ししやすいといわれています。
スタジオやライブで使うなら5m以上がよいでしょう。
ただ間にエフェクターを挟むようでしたら3m×2本の方がいい場合もありますし、その辺りはケースバイケースで。
個人的には長くて困ったことはないので(短くて困ったことはありますが・・・)、少し余裕をもった選び方をおススメします。
プラグの形が違うみたいだけど?
そうなんです、プラグの形状は2種類あります。
真っすぐの方が”ストレート”、曲がっている方が”L字”です。
両方とも同じ形状もあれば、画像のように片方ずつ形状が違うものもあります。
どうやって使い分けるのかというと、シールドに負担がかからないようにしたり、スペースを効率よく使うために選んだりします。
例えば・・・
- レスポールなどはジャックが側面にあるのでL字
- ストラトなどはジャックが船型になっているのでストレート
- エフェクター周りは省スペースのためにL字
など。
この画像のようになっていると、シールドの根本部分に負担がかかり断線しやすくなるので、そのような状態になることを防ぐ意味があるんです。
まぁ、僕はあまり気にしてませんが・・・。(苦笑)
ストレートの方がカッコいい気がするのでL字はエフェクター周りしか使ってません。
どうしてもの時にはストレートにパコっとはめてL字にするような変換プラグも売ってますよ。
最後に
僕もシールドは、数百円のものを買っては壊れ・・・を繰り返していました。
でもモンスターケーブルを買ってからはシールド周りのトラブルは非常に少なくなりました。
これって結構重要なんですよね。
練習スタジオでもシールドが原因でノイズが乗ったり音が出なくなったりすると練習がストップしてしまいます。
これがライブ中だったら・・・と考えるとかなり恐ろしい事態です。(汗)
そんな経験からも、オマケ程度のシールドではなく、カナレorベルデンあたりからメインにしていくことを強くおススメします!