ジャガーのテンションバー【BUZZ STOP BAR】を取り付け!
- 2017.03.06
- 素人カスタマイズ

僕はジャガーにずっと憧れていました。
それは言うまでもなく、カート・コバーンの影響です。
そしてずっとメインで使っていたフライングVのネックが折れたのを機に、とうとうジャガーを購入したわけなんですが、それまでの弾き心地との違いに悪戦苦闘。。
(当然ちゃ当然なんですが・・・。)
それで色々といじってきた中の一つがテンションバー(BUZZ STOP BAR)の取り付けでした。
テンションバー(BUZZ STOP BAR)とは・・・
これのこと。
なんの特徴もない無骨なパーツがそれです。
で、この棒は何なんじゃい?!というと、ジャガーを使う人にとっては、かなりメリットが大きいパーツになります。
弦のテンションが弱い
ジャガー、ジャズマスター、ムスタングなどのギターは弦のテンションが弱くなりがちな構造になってます。
太めの弦を張れば解消されるかもしれませんが、009~や010~を使う人が多いと思うので、やはり他のギターに比べてテンションは弱くなります。
弾き心地に直結するので、このために弦の太さを変えたりしたくないですからね。
何が起こるか?
弦のテンションが弱いことで起こり得るトラブルはこちら。
- 弦落ち(弦がサドルから落ちる)
- 変な共振が起こる
など。
ある程度のテンションが掛かっていないと単純に弾きにくい!なんて方もいるかもしれませんね。
BUZZ STOP BARをつけることでテンションを稼げる
もう一度先ほどの画像を。
このように弦の通り道が変わることでテンションが強くなるんですね。
まぁ、何てことない仕組みなわけなんですが、これが意外にも効果大なんです。
こんな対応策も
弦落ちに関してはテンションバーに取り付け以外にも、こんな対応策があります。
サドルを変える
まずはジャガーやジャズマスターに使われているサドルをご覧ください。
ALLPARTS BRIDGE 6029 Chrome Jaguar Jazzmaster Bridge ジャガー ジャズマスターブリッジ
このように、弦の通り道がギザギザしているだけで深い溝はありません。
テンションの弱さに加えて、これが弦落ちしやすい理由の一つだと言われています。
そのため、ムスタング用のサドルに交換するのが王道のカスタマイズになっています。
ALLPARTS ( オールパーツ ) Chrome Bridge for Mustang® ムスタング用 ブリッジ クローム / 6032
このようにムスタングのサドルには、深い溝がつけられていますので、弦落ちの心配も少なくなります。
そしてこのカスタマイズの一番のメリットは加工無しで取り換えられることです。
ブリッジごと変える
先ほどから何度も登場している僕のジャガーですが、ブリッジをチューン・O・マチックに交換しています。
G.GOTOH(ゴトー) チューンオーマチックブリッジ ギブソンタイプギター用 クローム GE103B-T C
まぁ、これは弦落ち防止とかの理由じゃなくて、ただカートコバーンがチューン・O・マチックつけてたからなんですが・・・。
この方法の難点は、素人には難しい加工が必要になること。
でも、ちょっと不安定なジャガー・ジャズマスターのブリッジに比べて、チューン・O・マチックは頑固な作りになっているので、弦落ちだけじゃなく変な共振を防ぐメリットもあります。
他のデメリットとしては、フェンダー系の指板のRに対応しきれない(弦高調整に限界がある)ところでしょうか。
テンションバーはネットで買うのが便利
僕が買ったころはネットでもそれほど見かけませんでした。
海外から取り寄せるとのことで、結局1か月くらい待ってようやく買うことができたのを覚えています。
でも今は簡単に買えそうですよ。
※僕が確認した時点の価格で安い方から順に並べてみました。
モントルー Montreux/No.8057/Buzz Stop Bar【モントルー】
MONTREUX Buzz Stop Bar 8057 ジャガー/ジャズマスター用 バズストップバー
エキゾチック XOTIC/Parts/XP-BST1 Buzz Stop Tension Bar for Jazzmasters and Jaguars【エキゾチック】
見てのとおりの構造なので、値段によっての質の違いとかはないような気がするんですが・・・。
どうなのでしょうか?
ちなみに僕が確認した時点での価格で、一番安いものと一番高いものは倍以上の差がありました。
まとめ
この通り、今ではネットで簡単に買うことができます。
ただ、見た目的には500円くらいで買えそうですが、実際はその桁一つ増えるくらいの金額です。
結構高いですよね。
買った当時、楽器をやらない友人にこのことを言ったら「こいつバカだ!ww」と笑われたのを覚えています。(笑)
確かに、このパーツの意味をわかっていない人からすると、金属の棒を海外から取り寄せて数千円払うなんて考えられないでしょう。(苦笑)
でも、ジャガー使い、ジャズマスター使いの方にとってはかなり便利なパーツであるはず。
お悩みの方は一度試してみる価値がありますよ!